南九州市の頴娃町は東シナ海に面し、風光明媚な自然と歴史に溢れた場所です。南薩山地の縁から広がる台地や山岳、河川、海岸線が美しい景観を作り出しています。江戸時代の図絵「三国名勝図絵」には、集川の三つの滝が紹介されています。
・集川上流の施設
・青い建物の奥に塩鶴の滝があるようです。
しかし、地図では確認できるものの、途中が立ち入り禁止になっていたり、道が竹藪等で通れなかったりして,滝を訪れることができませんでした。そこで、牧之内の「さとなか酒店」のご主人にお願いして、その美しい滝の写真を提供していただきました。頴娃町の美しい滝や名勝地の魅力を知っていただければ幸いです。
・塩鶴の滝(集川流域)
・ 塩鶴瀑・中瀑(三国名勝図絵)
※「三国名勝図絵」には、頴娃の段において、集川の三瀑(滝)が紹介されています。『滝は上瀑、中瀑、塩鶴の三つで、地頭館(頴娃小近くの歴史民俗資料館・前役場庁舎)より北東の鬼門に向かって23町(約2.5キロ)の位置にあります。これは郡村に位置しており、その流れを集川と呼んでいます。三瀑には上流に位置する上瀑、中間にある中瀑、そして下流にある塩鶴瀑が含まれています。上瀑はやや低い滝であり、中瀑は高さが約1.8mで、幅が10mほどあり、二段に分かれて美しく流れ落ちています。塩鶴の滝は220mほどの位置にあり、高さも広さも約2.1mほどです。三瀑の中で、塩鶴瀑は最も高く、水源は郡村の山から湧き出ています。そしてその流れは下流で郡村の海岸に注がれています。』
頴娃町の馬渡川の滝
・ 集川以外の馬渡川にも綺麗な滝があります。
・積立の滝(馬渡川)
・積立の滝(馬渡川)
・ 鶴田の大滝
・上渕の大滝
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