学校教育(18)

学校よもやま話~雑感(22)

忘れられないKさんの話

ユニークな子どもたち 学校に長く勤めていると,実にさまざまな個性を持った子どもたちと出会います。退職して10年近く経った今でも,「あの子は今,どうしているだろう」と,ふと思い出すことがあります。これからお話しするのも,そんな忘れられない一人...
学校教育(18)

教職員のPTA活動と職務専念義務

A校長先生との思い出 前回の続きで亡くなったA校長先生との話です。 初めて教頭になった頃は,何もかもが手探りで,教頭という立場がら,気軽に相談できる相手もほとんどいませんでした。そんな私にとって教頭会長を長く務め,多くの経験を積まれていたA...
学校教育(18)

教職員住宅に住むのは義務?(NO2) 

後任の校長へ登用~そして突然の死 前回の教職員住宅に住むのは義務?の続きです。 Y校長先生の突然の急逝によって,A教頭先生の日常は一変しました。それまでの教頭としての仕事に加え,休まる暇もないほど多くの対応に追われる日々が始まったのです。 ...
学校教育(18)

教師が開く子どもたちの未来~教材研究とは

教師との出会い 2025年7月30日の当ブログ「舟を編む~辞書との出会い」で,京都帝大を卒業された国語の先生のことを書きました。その先生はとても教え方が上手で,私は国語が好きになりました。 中学校に入ると,自分なりの目標や志をもっている生徒...
学校教育(18)

山中教育長の教育改革「管理職試験と主任制度」 

教頭のイメージ 学校の教頭と聞くと,どんなイメージが浮かぶでしょうか。やはり有名なのは,夏目漱石の『坊ちゃん』に登場する「赤シャツ」で,どこか意地悪で一筋縄ではいかない人物像を思い描く人も多い気がします。実際,「教頭」という役職自体は明治期...
学校教育(18)

年度末から年度初めの学校

草花が芽吹くとき 路傍の草花が芽吹く季節になると,ふと管理職として忙しかった日々のことを思い出します。 特に教頭時代は学校の業務全体を担っていて,道ばたに咲く花をゆっくり愛でる余裕などありませんでした。そんな中でも二月に入り菜の花が咲き始め...
学校教育(18)

教職離れ対策~教職員調整額が1%アップ

でもしか先生 終戦直後の日本は,仕事のない厳しい時代でした。しかし,朝鮮戦争の勃発を契機に状況は一変し,日本は特需に沸き,高度経済成長期へと入っていきました。私の父たちの世代にとって,特に都会では仕事が急増し,人手不足が深刻な時代であったと...
学校教育(18)

教員の「宛て職」

【1】お見合いのお歳暮 わが家では,両親の友人や親戚,さらには教員仲間との付き合いが多く,盆暮れのやり取りに何かと気を遣う家庭でした。加えて,母は結婚相手を紹介するのが好きで,毎年15~20組ほどのお見合い結婚を成立させ,その仲人になってい...
学校教育(18)

母の好きな言葉

念ずれば花ひらく 私が教員になった頃,坂村真民(さかむらしんみん)さんの詩「念ずれば花ひらく」が,学校の先生方の間で授業の補助教材としてよく使われていました。その詩の響きは,少しずつ子どもたちの心に留まり,自然と口ずさむようになっていました...
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ドナドナと忘れられない「作文指導」

先日,ドライブ中にラジオから,本田路津子さんの「ドナドナ」が聴こえてきました。久しぶりに耳にするこの歌は,今から60年近く前,NHKの『みんなのうた』で流れていた懐かしい曲です。この曲は何人もの歌手が歌っていますが,初めてヒットさせた歌手が...