2024-01

地名散策(15)

幸加木川上流の木村探元の墓と六地蔵塔

木村探元の誕生地(平田)と墓(小野)・ 幸加木神社入口の探元の墓地   木村探元は,薩摩を代表する全国的に有名な絵師ですので詳細については割愛します。木村家は,小野町の高嘉木(幸加木)から興った家系で神社の入口に木村家代々の墓と探元のものが...
歴史・自然(78)

意外と少ない薩摩の殉死につ《R6》1月8号

1 徳重神社の殉死の碑「義弘公の13人」 案内板には以下のように記されています。「元和5年(1619年)7月21日,義弘公(享年85)が没すると,その恩顧を受けた家臣たちが後を追って殉死しました。当時,薩摩藩では殉死が禁じられていましたが,...
想い出(16)

蒲生出身の先輩のエピソード《R6》1月7号

蒲生町の先輩のエピソード 昭和50年代後半の頃の話です。職場の飲み会にほとんど参加しない蒲生出身の先輩がいました。私も何度か個人的に飲みに誘いましたが,いつも都合が悪いとの返事でした。 ある時,彼がしみじみと語った飲み会に行かない理由が衝撃...
歴史・自然(78)

薩摩おごじょ《R6》1月6号

かもうおごじょカレンダー 校区公民館の方から,見ると面白いよと「かもうおごじょカレンダー(婦人心得百ヶ条)」をいただきました。これは明治時代に蒲生町の成人女性の教育の一環として作成されたそうで,家庭や社会生活における嗜みが百ヶ条にまとめられ...
学校よもやま話~雑感(16)

朝の挨拶運動での一コマ《R6》1月5号

 春先の挨拶運動中、正門の花に水をかけていた時の出来事です。私が着用していたマスクを見て、黄色いカバンを背負った1年生の男の子が近づいてきました。「先生、お花さんに風邪をうつさないでね」と優しく声をかけてくれました。ところが直ぐに,一緒に歩...
歴史・自然(78)

頴娃町は隠れた滝の名所《R6》1月4号

 南九州市の頴娃町は東シナ海に面し、風光明媚な自然と歴史に溢れた場所です。南薩山地の縁から広がる台地や山岳、河川、海岸線が美しい景観を作り出しています。江戸時代の図絵「三国名勝図絵」には、集川の三つの滝が紹介されています。 ・集川上流の施設...
学校よもやま話~雑感(16)

阪神淡路大震災で被災した小2の女の子の話《R6》1月3号

 今から29年前,阪神淡路大震災の後,しばらくして神戸から被災した2年生の女の子を学級で受け入れたことがあります。その子は自宅で被災し,父親の祖母宅に一時的に避難してきたのです。転入書類を受け取ると,連絡欄には「家屋が倒壊し,母親がその子を...
地名散策(15)

原良・西田・常盤・薬師・鷹師の地名由来《R6》1月2号

 「西田校区郷土史誌」によれば,江戸時代の西田方限は,北は永吉の一部,原良,鷹師,薬師,西田,常盤,武の北側までの広範な地域にまたがっていたとされています。なお,ここでの「方限」とは,藩政時代の区画割り(門割り)を指し,時折「郷中」とも称さ...
学校よもやま話~雑感(16)

鹿児島県の形はドラゴン《R6》1月1号

 都道府県の形(4年社会科) 社会科の「わたしたちの県」という単元で,「日本地図を広げて~県の広がり」という内容がありました。子どもたちは,副読本に掲載されていた千葉県や神奈川県,茨城県など特徴的な形を見てその位置と名前を当てていき,最後に...