歴史・自然(78) 与謝野鉄幹と鹿児島 与謝野鉄幹の父が僧侶として鹿児島にやってきた時代 昭和4年,与謝野晶子夫妻は旅の目的の一つとして,加治木の性応寺を訪れました。当時56歳だった鉄幹にとって,これは実に47年ぶりの訪問でした。その6年後,昭和10年に鉄幹は62歳で亡くなります... 2024.10.30 歴史・自然(78)
歴史・自然(78) 県内に多い与謝野晶子夫妻の歌碑 前回のブログ「北原白秋(この道)」では,「五足の靴」のメンバーが北原白秋の生家に宿泊し,銘酒「潮」を酌み交わしながら歌集について語り合ったことをご紹介しました。今回はその集まりの主催者である与謝野鉄幹とその妻・与謝野晶子について投稿します... 2024.10.27 歴史・自然(78)
想い出(16) 北原白秋「この道」 一度は行ってみたかった柳川の北原白秋記念館を訪れました。北原白秋といえば,『あめふり』や『からたちの花』など,誰もが一度は耳にしたことのある数々の作品を残している詩人であり童謡作家です。その中でも私が一番好きな童謡が『この道』です。 音楽... 2024.10.25 想い出(16)旅行(2)
想い出(16) 子どもの頃の想い出「川で溺れたこと」 小学校1年生の夏休み,近所の川で遊んでいた時の話です。いつも遊んでいたその川には,小さな取水ダムがあり,上の段の深さは2メートルほどだったと記憶しています。川岸から3~4メートルほど離れた水中に2畳ほどの岩場があり,そこまでは無呼吸で泳ぐ... 2024.10.15 想い出(16)
大隅半島の歴史(8) 廃藩置県「都城県の設立と県境の確定」 霊峰・高千穂峰 高千穂峰は,宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山の中でも特に秀麗な山です。また,山頂は天孫降臨の神話とも深く関わり,「天皇を中心とする国家」にと,明治政府の薩摩役人が神代三山陵とこの山に強いこだわりを持っていたという話を聞いた... 2024.10.14 大隅半島の歴史(8)県外の歴史(15)
歴史・自然(78) 八幡宮と和気清麻呂 「成せば成る大願成就の日本一の大鈴」で知られる出水市の箱崎八幡神社は,古くから殖産興業の祖神として崇敬されています。また,学問や芸術,家内安全,交通安全など,多岐にご利益があるようです。箱崎八幡神社の由緒 神社の由緒について,神社案内板によ... 2024.10.09 歴史・自然(78)
登山・散策(13) 甑岳のキジ? 県道「小林えびの高原牧園線」 霧島から生駒高原に続く県道1号線(小林えびの高原牧園線)は,毎年コスモスの季節になるとよく利用していましたが,平成30年2月の硫黄山の噴火警戒レベル引き上げにより,長い間,通行止めとなっていました。最近,土・... 2024.10.06 登山・散策(13)県外の歴史(15)
歴史・自然(78) ねじめ正一のルーツ禰寝一族(その3) 禰寝氏初代~4代までの歴代当主の墓(佐多郡地区) 薩陽武鑑によると,禰寝家の初代である清重は,平高清の長男とされています。高清は,平氏の勢力拡大と興隆の基礎を築いた平正盛(清盛の祖父)から数えて6代目にあたるため,『六代』と呼ばれていました... 2024.10.02 歴史・自然(78)薩摩半島の歴史(42)
大隅半島の歴史(8) ねじめ正一のルーツ禰寝一族(その2) 佐多麓(伊座敷)と郡地区 江戸時代の佐多郷は,伊座敷村・馬籠村・郡村・辺塚村からなり,その中心は地頭仮屋が設置された伊座敷村でした。しかし,禰寝氏の初代から4代までの墓があること,郡という地名が残っていることなどから,鎌倉時代初期までは郡が... 2024.10.02 大隅半島の歴史(8)歴史・自然(78)