松ちゃん

歴史・自然(144)

霧島山系の県境と分水嶺〖25年11/16号〗

富士山の県境未画定地域について・ 日本のシンボル富士山 富士山の頂上付近に県境が未画定の部分があることは広く知られています。県境を画定するには,登記が必要であり,両県が立ち会いのもと確認し合い,書類に署名・押印する手続きが必要とされています...
歴史・自然(144)

白鳥山登山と白鳥神社〖25年11/14号〗

霧島火山群の中心にあたるえびの高原は,韓国岳や白鳥山の裾野に広がる美しい高原です。先日,白鳥山に登りました。この山は私が最も多く訪れている山で,登山口の駐車場がすでに標高1200メートル近くあり,韓国岳も500メートルほどで登れるなど登山ル...
登山・散策(16)

開聞岳登山「眺める山と登る山」〖25年11/8号〗

うさぎ跳びで登山 かつて,開聞岳山麓出身の先輩がいました。その先輩は開聞岳には何百回も登ったと言い,「若い頃はうさぎ跳びで登っていたよ」と冗談交じりに話して回りを笑わせていました。標高924メートルと比較的低めで,開聞町内の小学校の遠足でも...
学校教育(10)

照島から見た「H3」4号機のロケット雲〖25年11/6号〗

先日,串木野近くをドライブしていると,ラジオから「H3」4号機ロケットの打ち上げ中継が流れてきました。急いで南側の海が見える照島神社へ向かい,スマホでライブ中継を見ながら発射を待ちました。駐車場に着いて少しすると,南東の空にロケット雲が見え...
想い出(40)

M子さんの話〖25年11/4号〗

前回「親友K君の想い出」で,転校で不安なわたしに優しくしてくれたK君の話をしましたが,今回はM子さんの話です。 M子さんは積極的に話すタイプではなく,どちらかといえば物静かな女の子でしたが,時折大きな声で笑ったり,面白いことを言ったりする一...
想い出(40)

親友K君の想い出〖25年11/3号〗

小学校4年生のとき,私は鹿児島市の小学校に転校しました。それまで通っていた地方の学校は「い組」「ろ組」「は組」の3クラスしかなかったのですが,新しい学校は7クラスもあり,児童数は以前の3倍以上の大きさでした。そのため,最初はとても緊張してい...
歴史・自然(144)

与謝野晶子が詠んだ五老嶺

鹿児島の旅で与謝野晶子が詠んだ「五老嶺」とは姶良市の国道10号線や別府川沿いから見える山並みのことです。この地を訪れた誰しも南端の採石場を一度は見たことがあると思います。今回,鉄幹の父が勤めていた性応寺を訪れると共に,この五老嶽の五つの頂が...
歴史・自然(144)

与謝野鉄幹と鹿児島

与謝野鉄幹の父が僧侶として鹿児島にやってきた時代 昭和4年,与謝野晶子夫妻は旅の目的の一つとして,加治木の性応寺を訪れました。当時56歳だった鉄幹にとって,これは実に47年ぶりの訪問でした。その6年後,昭和10年に鉄幹は62歳で亡くなります...
歴史・自然(144)

県内に多い与謝野晶子夫妻の歌碑

前回のブログ「北原白秋(この道)」では,「五足の靴」のメンバーが北原白秋の生家に宿泊し,銘酒「潮」を酌み交わしながら歌集について語り合ったことをご紹介しました。今回はその集まりの主催者である与謝野鉄幹とその妻・与謝野晶子について投稿します。...
想い出(40)

北原白秋「この道」

一度は行ってみたかった柳川の北原白秋記念館を訪れました。北原白秋といえば,『あめふり』や『からたちの花』など,誰もが一度は耳にしたことのある数々の作品を残している詩人であり童謡作家です。その中でも私が一番好きな童謡が『この道』です。 音楽で...