学校教育(8) 鹿児島にルーツがある直木賞作家,ねじめ正一 かつて,ねじめ正一著の児童書「さんぽうた」(ポプラ社)をいただいたことがあります。この本の編集者は,鹿児島出身で多くの翻訳書を手掛けている久保陽子さんです。さんぽうた ところで,ねじめ正一氏は小説「高円寺純情商店街」で直木賞を受賞し,詩集や... 2024.09.25 学校教育(8)想い出(32)
想い出(32) 小さな教育長 幼稚園がなく山学校 昭和30年代,小学校に入る前のことです。近くに幼稚園がなかったため,私の遊び場は「山学校」さながら,父の務める学校でした。その頃の離島の学校は空襲で焼け落ちた校舎跡の一部など,戦後の混乱の名残がまだ残り,今では考えられな... 2024.08.29 想い出(32)
想い出(32) 妻の叔父さんの話 「大石内蔵助になるな」 私が初めて教頭になった年の夏,妻の叔父夫婦から飲み会に誘われました。叔父は自衛隊の鹿屋基地に勤務しており,岩川飛行場の「芙蓉飛行隊の美濃部指揮官」についても調査して詳しく知っていました。それまで戦時中,県内に特攻以外... 2024.08.23 想い出(32)歴史・自然(133)
想い出(32) 父の戦争体験 戦艦大和の護衛艦「涼月」 軍艦防波堤 今年の3月,北九州市にある軍艦防波堤を訪れました。義父が乗艦していた駆逐艦「涼月」や「冬月」「柳」の船体が防波堤として使われているからです。戦後,昭和23年にこれらの船体は岩石や土砂が詰め込まれ,コンクリートで固定されたそうです... 2024.08.19 想い出(32)歴史・自然(133)
想い出(32) 薩摩鶏の想い出 これは私が小学校の下学年のときの話です。父が小さな薩摩鶏のつがいをもらってきました。世話係は私で,二羽ともすごく可愛くて私たち兄弟にはよく懐いてくれたので,学校から帰るのが楽しみでした。「トーイ,トイトイトイ」と呼ぶと,遠くから二羽が走って... 2024.05.22 想い出(32)
想い出(32) 趣味の想い出 テレビコンバータの想い出・ VHFとUHFの切替コンバータ「もはや戦後ではない」と言われた昭和30時代,テレビコマーシャルが増えるにつれ,我が家でもちょっとした贅沢品とされる商品を購入出来るようになりました。 私が小学校時代,鹿児島のテレビ... 2024.05.19 想い出(32)
学校よもやま話~雑感(17) うつせみ先生の想い出とビートルズ 英語の授業の一コマ 中学校時代の副担任で女性の英語の先生が「うつせみ」というあだ名でした。そのころ何名かの女子がそう呼んでいたことを覚えています。彼女は英語の授業をしながら,時折自分の好きな万葉集の話で脱線するのです。授業の内容は覚えていま... 2024.03.01 学校よもやま話~雑感(17)想い出(32)
想い出(32) 「メイド・イン・ジャパン」について《R6》2月4号 学生時代はまったブリティッシュ・ロック 学生時代,私はブリティッシュ・ロック,特にプログレッシブ・ロックに夢中になっていました。当時,先進的で前衛的な音楽ジャンルとしてシンセサイザーなどを駆使したサウンドが流行しており,その中でもピンク・フ... 2024.02.13 想い出(32)
想い出(32) 蒲生出身の先輩のエピソード《R6》1月7号 蒲生町の先輩のエピソード 昭和50年代後半の頃の話です。職場の飲み会にほとんど参加しない蒲生出身の先輩がいました。私も何度か個人的に飲みに誘いましたが,いつも都合が悪いとの返事でした。 ある時,彼がしみじみと語った飲み会に行かない理由が衝撃... 2024.01.24 想い出(32)薩摩半島の歴史(42)
想い出(32) 高隈山林道のアサギマダラ【R5】10月8号 ・ 10月に入り,高隈山の峰越林道でアサギマダラが乱舞していた。長距離を移動することで知られ,秋に南下し春に北上するそうなのでもうすぐ南西諸島(鹿児島・沖縄の離島)に旅立つのだろうか。アサギマダラは,つる性の多年草「キジョラン」に卵を産み付... 2023.10.31 想い出(32)歴史・自然(133)登山・散策(16)