教育について「指導法」や「鹿児島県の学校の歴史」についてエピソードをお話します。
学校よもやま話「だじゃれと怖い話」
だじゃれ 私は昔からダジャレが好きで,授業中によく脱線していました。「怖い話」や「昔話」は楽しそうに聴いてくれた子どもたちも,私がダジャレを言い出すと止まらなくなることを知っていて,「先生,授業を続けてください」「つまらないからやめて」など...
校医さんの想い出
志布志の大慈寺 かつて私が曽於地区の学校に勤務していた時、学校の校医さんが亡くなり葬儀に参列しました。その方は地区内で非常に有名なお医者さんで、葬儀には県内外から多くの参列者が集まりました。葬儀会場は志布志の大慈寺で、臨済宗の名刹「臨済宗...
学校教育指導方法改善(2)「三人寄れば文殊の知恵」~グループ活動の充実《R6》2月7号
・ 指導方法の改善について 新採の頃,自分自身の授業に不安を感じ,先輩教師から助言を受けながら授業方法を改善していきました。まず,「板書の工夫」や「子どもたちの学び方」に焦点を当て,漠然と「学習の仕方」を教えるのではなく,「自ら考える学...
教育「指導方法改善(国語科)」子どもたちの作文《R6》2月5号
今から30年ほど前,県作文コンクールの審査員をしていた時の話です。県内から地区審査を経た多くの優秀な作品が集まるので学年別に分かれて審査します。低学年の作品には楽しい内容が多く,学級担任の先生方の丁寧な指導が伝わってきます。 高学年の作品...
朝の挨拶運動での一コマ《R6》1月5号
春先の挨拶運動中、正門の花に水をかけていた時の出来事です。私が着用していたマスクを見て、黄色いカバンを背負った1年生の男の子が近づいてきました。「先生、お花さんに風邪をうつさないでね」と優しく声をかけてくれました。ところが直ぐに,一緒に歩...
阪神淡路大震災で被災した小2の女の子の話《R6》1月3号
今から29年前,阪神淡路大震災の後,しばらくして神戸から被災した2年生の女の子を学級で受け入れたことがあります。その子は自宅で被災し,父親の祖母宅に一時的に避難してきたのです。転入書類を受け取ると,連絡欄には「家屋が倒壊し,母親がその子を...
鹿児島県の形はドラゴン《R6》1月1号
都道府県の形(4年社会科) 社会科の「わたしたちの県」という単元で,「日本地図を広げて~県の広がり」という内容がありました。子どもたちは,副読本に掲載されていた千葉県や神奈川県,茨城県など特徴的な形を見てその位置と名前を当てていき,最後に...
県内で桜島が見える範囲はどれくらいだろうか《R5》12月7号
海岸線から水平線までの距離は約4.5km(1) 東北大震災において,津波災害の恐ろしさが衝撃的な映像と共に明らかにされました。驚くべきことに,遠くに見える水平線は僅か4.5kmで,しかも津波が飛行機のような速さで押し寄せ,圧倒的な破壊力で迫...
校訓碑について【R5】11月4号
ある朝の校訓碑のエピソード 朝の挨拶運動の中で、いつも元気な挨拶をしてくれる2年生の女の子がいました。ある日、その子が挨拶を終えて校訓碑「かしこく・やさしく・たくましく」の横を歩いていると思ったら、突然ランドセルを揺らしながら引き返してきま...
燃ゆる感動かごしま国体【R5】10月4号
定年後夫婦で健康つくりのため,登山とグランドゴルフを始めた。県内のコースも一通り回ったが,樋脇グラウンド・ゴルフ場が一番好きで定期的に利用させていただいている。天然芝のグラウンド・ゴルフ場で管理が行き届いており,南九州で一番本格的なコース...